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スポンジとは?ウレタンとは?スポンジを買う前に知っておくべき7つのこと
スポンジとは?ウレタンとは?スポンジを買う前に知っておくべき7つのこと
弊社主力商品のウレタンフォームについて詳しく解説!
家具のソファーや椅子のクッション材、台所用スポンジとして、
私たちの普段の生活でよく目にするウレタンフォームやスポンジ!
どういう素材からできていて、どのように作られ、
どのような構造をしているでしょうか?
どのような構造をしているでしょうか?
どのような種類があるのでしょうか?
そんなウレタンフォームやスポンジについて詳しく解説いたします。
1 ウレタンとは
正式名称はポリウレタンフォームと呼ばれ、
一般的にはポリを省略して「ウレタンフォーム」とも呼ばれています。
ウレタンフォームは様々な種類があり、それぞれに特徴がございますので、ご興味がありましたら当店のサンプルセットにてご確認していただきたいです。
1ウレタンとは
・一般的に『ウレタン』と呼ばれていますが、弊社のような
ウレタンを取り扱う業界では『ポリウレタン』が正式名称となります。
ウレタンを取り扱う業界では『ポリウレタン』が正式名称となります。
『ポリウレタン』は基本的には2種類の主原料を混合させ反応させる
ことによって作られるポリマー(プラスチック)のことで、
配合方法や、成形方法を変えることで、フォームクッション、
断熱フォーム、エラストマ-、塗料、接着剤、
合成皮革(人工皮革)、弾性繊維など幅広く使われております。
ことによって作られるポリマー(プラスチック)のことで、
配合方法や、成形方法を変えることで、フォームクッション、
断熱フォーム、エラストマ-、塗料、接着剤、
合成皮革(人工皮革)、弾性繊維など幅広く使われております。
・ポリウレタン製品は下図のようなフォーム品と非フォーム品に分かれます。
フォームとは泡の意味で、ポリウレタンを発泡させたものを言います。
発泡させたものをフォーム品、発泡していないものを非フォーム品と
大別することができます。
発泡させたものをフォーム品、発泡していないものを非フォーム品と
大別することができます。
2 ウレタンフォームってどういう素材
家具のソファーや椅子のクッション材として使われているので、
普段の生活で何気なくウレタンフォームに接していますが、ウレタンフォームをしっかり見たことありますか?
普段の生活で何気なくウレタンフォームに接していますが、ウレタンフォームをしっかり見たことありますか?
言葉の意味だけで考えると、ウレタンフォームというのは、
『ウレタン=ポリウレタン樹脂』のことで、
『フォーム=気泡や泡』の意味になります。
『ウレタン=ポリウレタン樹脂』のことで、
『フォーム=気泡や泡』の意味になります。
ということは『ウレタンフォーム=ポリウレタン樹脂の泡』となります。
ウレタンフォームは原料としてポリオールとポリイソシアネートを使用して、
発泡剤、整泡剤、触媒などを撹拌混合して、泡化反応と樹脂化反応を同時に
行わせて得られる、均一なプラスチック発泡体です。
発泡剤、整泡剤、触媒などを撹拌混合して、泡化反応と樹脂化反応を同時に
行わせて得られる、均一なプラスチック発泡体です。
正式名称はポリウレタンフォームと呼ばれ、
一般的にはポリを省略して「ウレタンフォーム」とも呼ばれています。
原料を泡立てて発泡させたものや、
原料の中にたくさんの気泡を含ませたものを「フォーム」といい、
日常でよく目にする、泡で出てくるタイプの整髪料や石鹸もフォームと言えます。
原料の中にたくさんの気泡を含ませたものを「フォーム」といい、
日常でよく目にする、泡で出てくるタイプの整髪料や石鹸もフォームと言えます。
発泡させる方法はいくつかあり、
その方法によって気泡の大きさや密度、用途が変わってきます。
その方法によって気泡の大きさや密度、用途が変わってきます。
3 ウレタンフォームの構造とは
ウレタンフォームはプラスチックの発泡体となりますが、
気泡の形状に違いがあるのをご存知でしょうか?
気泡の形状に違いがあるのをご存知でしょうか?
気泡の形状は連続気泡と独立気泡の2種類ございます。
大きな違いとして水や空気の通気性が異なります。
ウレタンフォームの気泡形状の違いによって、
全く違う用途で使うことができます。
全く違う用途で使うことができます。
★連続気泡 | ★独立気泡 |
連続気泡は中の気泡が繋がっているため、水分や空気を通しやすいです。 そのため、洗剤などの泡立ちがよく、保水力も高いため、洗浄用のスポンジや水耕栽培用のスポンジとして使われています。 |
独立気泡は気泡のつながりがないため、水分や空気を通しにくく、気泡の中の空気も抜けにくいです。 そのため、独立気泡のウレタンフォームはパッキン材やタイヤのチューブ、水泳補助用具などに使われます。 |
4 ウレタンフォームの種類とは
ウレタンフォームにはどんな種類があるの?
代表的な4つをご紹介!
★フォーム品 |
●軟質ウレタンフォーム 柔らかく、クッション性と復元性に富んでおり、10~60倍程度に 発泡した連続気泡のセル構造を有した石油化学製品です。 クッション材や台所スポンジなど、日常で最も多く目にし、良く使われているウレタンフォームです。 |
●半硬質ウレタンフォーム 軟質ウレタンフォームと硬質ウレタンフォームの中間の硬さが半硬質ウレタンフォームです。 高反発・高弾性が特徴なので、マットレスなどの芯材などで使われています。 |
●硬質ウレタンフォーム 硬く、断熱性に富んでおり、見かけ上は、小さな泡の集合体で、この小さな硬い泡は、一つ一つが独立した気泡になっていて、この中に熱を伝えにくいガスが 封じ込められています。 そのため長期間、優れた断熱性能を維持できるので、断熱材として住宅へ使われています。 |
★非フォーム品 |
●エラストマー エラストマー状(elastic:弾力のある+polymer:重合体ポリマー からなる造語、弾力のある構造)のウレタンのことです。 一般的に「ゴム」と呼ばれるものもエラストマーに含まれます。 車やバイクのタイヤ、靴底のソールなどに使われています。 |
・ウレタンフォームは大きく分けて5つの製造方法があります。
(1) スラブ成型
(1) スラブ成型
・工場の連続発砲ラインで製造し、大きなブロック状に発泡したウレタンを、様々な形状に切断加工して商品にしていきます。
(2) モールド成型
(2) モールド成型
・鋳型の中へウレタンを注入し、形通りに膨らませるのがモールド成型です。
椅子の芯材や自動車のドアなど複雑な形状の物を作るのに適しています。
(3) ラミネート成型
(3) ラミネート成型
・紙、アスファルト、石膏ボード、ベニヤ板、金属板などの表面材の
間にウレタンフォーム混合原液を流し込み発泡させ、表面材とウレタンフォームが一体に接着した板状に成形する方法です。
(4) 注入成型
間にウレタンフォーム混合原液を流し込み発泡させ、表面材とウレタンフォームが一体に接着した板状に成形する方法です。
(4) 注入成型
・ウレタンフォームの原液を発泡機で混合後、充填しようとする空間に
液状で注入し、発泡、硬化さて成型します。
(5) スプレー発泡
液状で注入し、発泡、硬化さて成型します。
(5) スプレー発泡
・断熱が必要な場所に、ウレタン原液と発泡機を持ち込んでその場で
発泡する方法です。
発泡する方法です。
6 ウレタンフォームはどんなことに使われているのか
材質 | 分類 | 用途例 |
---|---|---|
軟質ウレタンフォーム | 車両四輪 | 自動車・建築機械・鉄道車両等の座席用クッション、カバー生地ラミネート裏打ち材、ドアトリム・センタピラガーニッシュ等緩衝材、シーリング材、床天井等吸音・制振材 |
二輪 | サドル、エアフィルター、オイルフィルター、ヘルメット内張り、ライダークッション | |
機器 | 各種吸音材、空調用フィルタ、液密・気密シール材、防音フローリング材 | |
家具 | 椅子、座イス、ソファー、置きクッション | |
寝具 | マットレス、掛け及び敷き布団、まくら、ベッドパッド | |
インテリア | 座布団、各種クッション、カーペット・マット類裏打ち、コタツ敷・掛け | |
包装 | 精密機器用梱包材、食品・果物梱包材、鮮魚トレー敷き | |
日用雑貨 | キッチンクリーナー、ボディーソープ用クリーナー、靴磨クリーナー、洗車用クリーナー、オムツ用サイドギャザ-、靴(表皮材裏打ち、中敷き、インナブーツ)、スリッパ芯、縫いぐるみ等詰め物、化粧用パフ | |
衣料用 | 肩・ブラジャー等のパッド、防寒材ライナー | |
その他 | 育苗用・園芸用土壌、水耕栽培用資材、水処理用担体、フェンス衝撃吸収壁、運動用着地マット、マネキンボデイー、船舶椅子用クッション、遊具ボール、音響効果室吸音材、車椅子用クッション、保温・断熱材 |
半硬質ウレタンフォーム | 車両 その他 | インストルメントパネル、アームレスト、ヘッドレスト、サンバイザ、ハンドル航空機用クッション・バック |
硬質ウレタンフォーム | 船舶 | 漁船、大型船、冷凍貨物船、コンテナーの断熱 |
車両 | LNG船、LPG船、液化ガス船の断熱、FRPボートの芯材 | |
プラント類 | 大型船舶、救命艇の浮力材 | |
断熱機器 | ブイ、浮き類の浮力材 | |
建築 | 冷凍庫・保冷車、鉄道コンテナー、タンクローリーの断熱 | |
土木 | 車両(新幹線など)、トラック天井断熱 | |
家具・インテリア | 化学工業設備タンク・配管の断熱、重油タンク・配管等の保温 |
7 ウレタンとスポンジの違いについて
・ウレタンはスポンジと呼ばれる分類の中の一部です。
・まず、スポンジとは、内部に細かな孔が無数に空いた多孔質の柔らかい物質で、
液体にひたすと孔内の空気と置換される形で液体を吸い取り、また外部からの力で
容易に放出する特性を有するものとされています。
・まず、スポンジとは、内部に細かな孔が無数に空いた多孔質の柔らかい物質で、
液体にひたすと孔内の空気と置換される形で液体を吸い取り、また外部からの力で
容易に放出する特性を有するものとされています。
そのため、こうした性質を利用して化粧用、浴用、医療用に、洗剤などを
染みこませて洗浄などの用途に使用することができます。
染みこませて洗浄などの用途に使用することができます。
また、水を長時間含有できる性質から、紙めくりの作業などにも用いられています。
アクアリウムのフィルターとして、水をスポンジに通してゴミを濾し取る事が出来、
また多孔質である事から内部に濾過バクテリアを繁殖させて利用する事も出来る。
また多孔質である事から内部に濾過バクテリアを繁殖させて利用する事も出来る。
吸音、クッションなどとしても利用される。こうした製品は、
もともと生物のカイメン(海綿)を加工して製造していた。
もともと生物のカイメン(海綿)を加工して製造していた。
現在はほとんどの製品がポリウレタン等の合成樹脂を発泡成形して作られる。
製品としては、前者を「天然スポンジ」、後者を「合成スポンジ」と呼び分けています。
現在の日本では合成スポンジの流通量が天然スポンジを上回っているため、
一般的に日本語で「スポンジ」とは合成スポンジを指して用いております。
ウレタンフォームは多種多様に存在しています。
一般的に日本語で「スポンジ」とは合成スポンジを指して用いております。
ウレタンフォームは多種多様に存在しています。
どんなことでも良いので、ウレタンフォームでお困りでしたら
お気軽にお問い合わせください。
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お客様ご希望のベストな素材をご提案いたします。
QA:
Q1: ウレタンとは?
- A1: ウレタンはポリウレタン樹脂のことで、プラスチックの一種です。様々な製品に利用されています。
Q2: ウレタンフォームってどういう素材?
- A2: ウレタンフォームはポリウレタン樹脂を発泡させたプラスチックの泡で、クッション性や断熱性に優れています。
Q3: ウレタンフォームの構造とは?
- A3: ウレタンフォームには連続気泡と独立気泡の2種類があり、それぞれ異なる用途に使われています。
Q4: ウレタンフォームの種類とは?
- A4: 軟質、半硬質、硬質の3つの主要なタイプがあり、それぞれの特性に応じて様々な製品に使用されています。
Q5: ウレタンフォームはどのように作られているか?
- A5: スラブ成型、モールド成型、ラミネート成型、注入成型、スプレー発泡の5つの方法で製造されています。
Q6: ウレタンフォームはどんなことに使われているのか?
- A6: 自動車や家具、寝具、インテリア、包装材、防音材など、広範な分野で利用されています。
Q7: ウレタンとスポンジの違いについて?
- A7: ウレタンはポリウレタン樹脂を基にした製品であり、スポンジは多孔質の柔らかい材料です。
- 2024.07.10
- 22:11
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