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クッションの中身の上手な選び方を3ステップで解説!

へたって変形したクッションでも、中身のスポンジ(ウレタン)を交換すれば、新品のようにピシッとした形に戻ります。

しかし、中身のスポンジをどう選ぶかは、かなり難しいところです。

この記事では、スポンジの選び方を分かりやすく解説します。

あなたにぴったりのスポンジを選べるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ステップ①採寸してサイズを決める

クッションの中身を購入する際は、まず中身のサイズを決めましょう。

サイズを決めるには、クッションのカバーのサイズを採寸する必要があります。

これまで使っていた、クッションの中身のスポンジを採寸する人もいますが、変形している可能性があるため、あまりおすすめしません。

カバーを採寸する際は、以下の3点の長さを測ります。

  • 厚み
  • 奥行
  • 横幅

カバーをピンと伸ばした状態で、縫い目から縫い目の距離を測ってください。カバーをピンと伸ばした状態で採寸することにより、クッションがシワなく張りのある状態に仕上がります。

ただ、カバーがゴムのように伸びるものもあります。
その場合は、伸ばしすぎるとサイズが大きくなり、ソファの枠に収まらないため注意が必要です。

ステップ②好みの硬さを決める

クッションの材料には、さまざまな硬さがあります。

基本的には、お好みに合わせて選べば問題ありませんが、以下のポイントを押さえておきましょう。

①硬くなるほど密度が上がりへたりづらい

クッションのスポンジは、内部に無数の気泡があり、何度も押しつぶされることにより、元の形に戻りづらくなります。
これが「へたり」と呼ばれる現象です。

へたりを抑えるには、密度の高いスポンジを選ぶ必要があります。硬くなるほど密度が高いため、硬いクッションを選べばへたりを抑えられます。

②素材で硬さが変わる

クッションのスポンジは、基本的に「ウレタン」+「チップウレタン」の2層品になっています。

クッションの上の層に使用されるウレタンには、主に以下の3種類があります。

  • ウレタンNo.1(柔らかい)
  • ラバーウレタンNo.R1(普通の硬さ、高品質)
  • ラバーウレタンNo.R2(硬め、高品質)

クッションの下の層に使われるウレタンには、以下の2種類があります。

  • チップウレタンNo.T2(硬くて弾力がある)
  • 高密度ウレタンSH(かなり硬くて弾力は少ない)

上記のウレタン(チップウレタン)を組み合わせて、さまざまな硬さのクッションを製作します。

スポンジホームセンターでは、「柔らかい」「普通の硬さ」「少し硬い」「かなり硬い」の4種類をラインナップしています。

座った際の沈み込みの動画も用意しているので、ご購入前に必ず確認してください。

柔らかい【セミオーダー:厚み×幅×奥行き】イス・ソファー背面交換用クッション 2層品(ウレタン+チップ) 修理・交換・リメイク
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それぞれの沈み込みの動画はこちら

柔らかい

普通の硬さ

少し硬い

かなり硬い

ステップ③上の層と下の層の厚みのバランスを決める

ウレタンが柔らかめの素材で、チップウレタンが硬めの素材です。

ウレタンの厚みを増やせば柔らかな感触が増して、チップウレタンの厚みを増やせば硬い感触が増します。

例えば、10cm厚のクッションを作成する際に、ウレタン1cm+チップウレタン9cmにすると、ほとんどがチップウレタンの感触となり硬いクッションが出来上がります。

一般的な厚みは、ウレタン3:チップウレタン7です。

まとめ

クッションの中身のスポンジを選ぶ際は、まずしっかりと採寸することが大切です。

カバーをピンと伸ばした状態で、縫い目から縫い目の距離を測ってください。

次に、好みの硬さの素材を選定します。クッションに使われるスポンジには、さまざまな硬さがあります。

また、上の層のスポンジと、下の層のスポンジの厚みのバランスによっても硬さが変わります。

スポンジホームセンターでは、座った際の沈み込みの動画を作成しているので参考にしてください。

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