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インドアゴルフのクッションの跳ね返りはどれくらい?施工方法も解説

気軽にゴルフ練習ができると人気のインドアゴルフ。

年々、インドアゴルフ場が増えていますが、ボールの跳ね返りを防ぐクッションにウレタンが使用されているのはご存じでしょうか。

この記事では、インドアゴルフで使用されるウレタンの種類や、設置方法などを解説します。

目次

インドアゴルフに使われるクッションとは

インドアゴルフの壁に使われるクッションは、主に「ウレタンフォーム」が使用されています。

ここでは、インドアゴルフのクッションの種類を解説します。

低反発ウレタン

低反発ウレタンは、インドアゴルフの壁のクッションに、もっともよく使用される素材です。

低反発ウレタンは高い衝撃吸収性があり、ボールが当たる衝撃を大きく抑えるためです。

威力が高くスピードの速いショットであっても、低反発ウレタンを使えばしっかりと衝撃を吸収してくれるでしょう。

ただ、他のウレタンフォームと比べると、金額が少し高めなのがデメリットです。

軟質ウレタンフォーム

軟質ウレタンフォームは、キッチンスポンジほどの柔らかさがあるスポンジです。

低反発ウレタンほどではありませんが、しっかりと衝撃を吸収してくれます。また、軽くて施工しやすい点もメリットの一つです。

ただ、密度が低いため、経年劣化しやすいことがデメリットです。家庭用のインドアゴルフであれば、使用回数が少ないため問題ありませんが、施設で使用するにはおすすめしません。

チップウレタン

チップウレタンは、硬く密度が高いスポンジです。

弾性が高く、ボールが当たると跳ね返ってしまうため、直接ボールが当たる箇所での使用には向いていません。

基本的には、低反発ウレタンや軟質ウレタンとの2層品で使用します。これらのウレタンの下にチップウレタンを配置することにより、壁への衝撃の影響を低減できます。

また、足元を少し柔らかくするために、人工芝の下に敷かれることもあります。

インドアゴルフに使われるクッションの衝撃吸収性の比較

先ほど紹介した、「低反発ウレタン」「軟質ウレタン」「チップウレタン」は、それぞれ衝撃吸収性が異なります。

基本的には、素材が厚くなるほど、衝撃吸収性が上がり反発が小さくなります。

以下の動画でそれぞれの素材の衝撃吸収性を検証しています。

動画の中に出てくるU0016が軟質ウレタン、U651EAが低反発ウレタン、T0060がチップウレタンです。

インドアゴルフのクッションにスポンジを使用するメリット

インドアゴルフのクッションは、ボールの跳ね返りを抑えて、防音性も高められます。

ここでは、インドア後古野クッションにスポンジを使用するメリットを解説します。

ボールの跳ね返りを抑えられる

インドアゴルフ上の壁にクッションを使用する最大の目的は、ボールの跳ね返りを抑えることです。

ボールが勢いよく跳ね返ると、プレイヤーに当たりケガをする可能性があるためです。

スポンジを緩衝材として使用すれば、跳ね返りを大きく抑えて、怪我をすることがなくなるでしょう。

ただ、反発性の高いスポンジを使用すると、跳ね返りを抑えきれないので注意してください。

防音性を高められる

インドアゴルフ用のクッションは、跳ね返りを抑えるだけでなく、防音性も高められます。

クッションは壁への衝撃を低減させるため、壁への当たりが弱くなり、衝撃音が少なくなるためです。

また、ウレタンはもともと吸音材としても使用されるため、インドアゴルフ場の内外からの音を減らしてくれます。

住宅街など騒音問題に敏感な地域にあるインドアゴルフ場でも、ウレタンのクッションを使用すれば安心できるでしょう。

断熱性を高められる

ウレタンフォームは内部に無数の気泡があり、空気を含んでいるため、熱を通しづらい性質があります。

そのため、壁にウレタンフォームを使用することで、外部からの熱の侵入を抑えられます。

また、内部の熱も外に逃げづらくなるため、空調効率を上げられます。

インドアゴルフのクッションの取り付け方法

インドアゴルフのクッションは、直接壁に貼り付ける方法と合板と生地を使用する方法があります。

ここでは、インドアゴルフのクッションの取付方法を解説します。

直接壁に貼り付ける

インドアゴルフの壁に使用するウレタンの施工には、直接壁に貼り付ける方法があります。

ウレタンの裏側に両面テープを貼って壁に取り付けます。

作業が簡単で時間がかからないため、お手軽な方法です。

ただし、日光や蛍光灯の光に含まれる紫外線の影響で、ウレタンの表面が黄色に変色してしまいます。見栄えが良くないため、有料施設での施工には向かない方法です。

合板と生地を使用する

一般的に多く行われているのは、合板と生地を使用する方法です。

合板のサイズに合わせてカットしたウレタンを貼り付けて、その上から合皮などの生地をタッカーで固定します。

さまざまな生地の色を選べるため、インドアゴルフ場のコンセプトに合わせることが可能です。

スポンジホームセンターでは、合板のサイズに合わせた3×6板の低反発ウレタンを販売しています。

https://www.sponge-homecenter.jp/SHOP/igc.html

インドアゴルフでクッションを取り付ける際の注意点

インドアゴルフでクッションを取り付ける際は、スペースの確保と、設置する位置の検討が重要です。

ここでは、インドアゴルフでクッションを取り付ける際の注意点を解説いたします。

スペースを確保する

壁にクッションを取り付ける際は、スイングの邪魔にならないスペースを確保することが大切です。

特に天井の高さは、ヘッドが衝突しないスペースを確保してください。インドアゴルフに必要なスペースの目安は以下の通りです。

  • 横幅:3M
  • 奥行:6M
  • 天井高:3M

ウレタンの厚みは、一般的に30~50mmほどです。設計の際に、ウレタンの厚みも考慮して、広さを決めてください。

設置する位置を検討する

壁のすべてにウレタンが必要なわけではなく、ボールが当たる位置に付ける必要があります。

ボールが当たらない位置にウレタンを取り付けると、材料費が高くなってしまうためです。

基本的には、打席の正面と、両サイドにウレタンが必要です。

また、打席より後ろの両サイドにはウレタンを貼らないことも多いです。

まとめ

インドアゴルフの壁に使用される防球クッションは、「低反発ウレタン」や「軟質ウレタンフォーム」「チップウレタンフォーム」が使用されます。それぞれ、弾性が異なるため、費用と効果のバランスを考慮してください。

インドアゴルフのクッションを使用すると、ボール跳ね返りを防げる・防音性を高められる・断熱性を高められるなどのメリットがあります。

クッションを取り付ける際には、スペースの確保と設置する位置を事前に検討してください。

スポンジホームセンターでは、インドアゴルフに使用できるウレタンを、ご希望のサイズで販売可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

低反発ウレタンのご購入はこちら

軟質ウレタンフォームのご購入はこちら

チップウレタンフォームのご購入はこちら

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この記事を書いた人

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