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スポンジにカビが発生する3つの原因!対処法や予防法を解説

水分や湿気を吸収しやすいスポンジは、カビの繁殖と切っても切れない関係にあります。

キッチンスポンジやマットレス・吸水スポンジなどのカビで悩んでいる方も多いです。

この記事では、スポンジにカビが繁殖する3つの原因や、カビが発生した場合の対処法を解説します。

目次

スポンジにカビが繁殖する3つの原因

スポンジにカビが生える原因は、水分や食べ物のカス・気温などが関係しています。

ここでは、スポンジにカビが生える3つの原因を解説します。

水分を含んでいる

水分はカビが繁殖するのに必要不可欠な要素です。

スポンジは大量の水分を保持できる構造のため、カビが好む環境となってしまいます。

特にスポンジを濡れたままの状態で、ポーチやビニール袋などの密閉された空間に放置すると、水分が蒸発せずに残ってしまいます。

スポンジが水分を大量に含んでいる状態が続くと、あっという間にカビが繁殖するでしょう。

食べ物や皮脂などのカスがついている

スポンジに食べ物や皮脂などのカスが付着していると、カビが繁殖しやすくなります。

カビの成長には、栄養源が不可欠なためです。食べ物や皮脂などの有機物は、カビにとって格好のエサです。

スポンジの汚れを放置すると、栄養源となり、カビが繁殖するので気を付けてください。

気温が高い

カビは温暖な環境を好みます。特に20~30℃の間で、カビは活発に繁殖します。

一般的に、人間が快適だと感じる温度は、カビの生育にも適しているのです。

室内の換気が不十分になると、温度と湿度の条件が揃い、カビがいつの間にか繁殖するでしょう。

スポンジのカビへの対処法

スポンジにカビが繁殖したら、熱湯消毒や新品との交換で対処できます。

ここでは、スポンジのカビへの対処法を解説します。

熱湯消毒をする

カビを死滅させるには、熱湯が効果的です。

カビは50度以上のお湯に5秒以上浸けると、菌糸を殺せるためです。胞子まで殺すには、80℃以上のお湯に長時間さらす必要があります。

ただし、スポンジは耐熱温度が90℃ほどなので、沸騰しているお湯につけてはいけません。耐熱温度を超えると、変形したり変質したりする可能性があります。

スポンジを熱湯消毒するには、75~90℃のお湯に1~3分浸しましょう。また、熱湯消毒が終わったら、冷水に付けてスポンジを冷やすと効果的です。

新品と交換する

スポンジに繁殖したカビへの最大の対処方法は、新品のスポンジと交換することです。

スポンジの奥深くまでカビが発生すると、すべてを取り除くのは難しいです。この状態になると、スポンジの洗浄や熱湯消毒ではカビを取り除けないため、元の清潔な状態には戻りません。

使用用途にもよりますが、キッチンスポンジであれば1か月に1回ほどの交換が望ましいでしょう。

抗菌スポンジを使用する

スポンジの中には、カビや雑菌が繁殖しづらい成分を含んだ「抗菌スポンジ」があります。

抗菌スポンジを使用すれば、一般的なスポンジと比べると、カビの繁殖を抑えられるでしょう。

スポンジにカビを生やさない方法

スポンジの使用後は洗浄をして、さらに水分が残らないようにするとカビに効果的です。

ここでは、スポンジにカビを生やさない方法を解説します。

使用後はしっかりと洗う

スポンジを使用したら、汚れが残らないようにしっかりと洗浄しましょう。

カビの栄養源となる汚れを除去することが、第一の予防策になります。

キッチンスポンジの場合は、スポンジ自体も洗剤で洗い、内部の汚れまで落とすようにしてください。

ただし、スポンジに過度な衝撃や摩擦を与えあると、劣化を早める原因になります。

スポンジを傷つけないように、優しく洗ってください。

水分が残らないようにする

スポンジに水分が残っていると、カビが繁殖しやすくなります。

スポンジを使用したら、水分が残らないように、水気を切りましょう。風通しの良い場所で保管することも効果的です。

また、ワイヤーやクリップなどを使って吊るすと、前面に風が当たり、効率的にスポンジを乾燥させられます。

ジメジメした場所に置かない

スポンジの置き場所は、カビ予防に重要です。

例えば、湿気のこもりやすいシンクや、湿度の高い浴室などに放置するとカビが繁殖しやすくなります。

風通しが良く、湿度の低い場所を選ぶとカビの発生を抑えられます。

定期的に消毒をする

スポンジにカビが発生していなくても、定期的に消毒をするとカビの予防に効果的です。

定期的な消毒は、目に見えない菌の繁殖を抑えられるためです。

ただし、スポンジを毎日消毒すると劣化が早まるので、使用頻度にもよりますが2~3日に1回のペースがおすすめです。

カビ対策におすすめのスポンジ

抗菌ウレタン

抗菌ウレタンは、細菌の繁殖を抑制する成分が配合されたスポンジです。

スポンジが直接肌に触れる場所で使用する際におすすめです。

洗えるスポンジ

洗えるスポンジは、水や空気が通り抜けやすい構造になっています。

そのため、水切れが良く、一般的なスポンジと比べると内部まで乾きやすいです。

スポンジ内の水分が少なければ、カビの繁殖を抑えられます。

まとめ

スポンジにカビが生える原因には、水分を含んでいる・食べ物や皮脂などの栄養源が付着している・気温が高いなどがあります。

スポンジにカビが発生したら、熱湯消毒をしてカビの菌を死滅させることが有効です。また、抗菌スポンジを使ったり、新品と交換するのもおすすめです。

カビを生やさないためには、使用後の洗浄・水切り・乾燥した場所に置くようにしましょう。

スポンジホームセンターでは、抗菌スポンジや洗えるスポンジなど、カビ対策ができるスポンジを販売しています。どのスポンジを選んだらいいか分からない場合は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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